知らないで利用してしまうとトラブルに発展することも
のぼり旗を制作・印刷してくれる会社は、ネットで検索すればすぐに見つかります。試しに「のぼり旗 制作」とか「のぼり旗 印刷」、あるいは「オリジナルのぼり旗」などとキーワードを入力してみてください。
なんなく数社ののぼり旗制作のサイトが出てきます。次に、予算がなくて費用をできるだけ安く抑えたいという方は、「激安」という言葉を使って検索してみてください。「激安 オリジナルのぼり旗」と入力しても結構です。
するとそこには、望んでいたとおり、“激安のぼり旗500円から!”といったキャッチフレーズがあるサイトに行き当たります。のぼり制作・印刷の依頼を希望している方には願ってもないことです。
見つけた!とばかりに内容を良く確認せず、思わず申込んでしまうケースが多いようですが、その結果、トラブルや、オリジナルのぼり旗に対する失望、制作・印刷会社に対する誹謗中傷などが口コミに寄せられています。
激安ののぼり旗を利用したいという気持ちはわかりますが、こうした制作・印刷会社を利用するには、いくつかの前提とルールがあります。申込みボタンをクリックしてしまう前に、“激安の基本”を知っておきましょう。
激安のぼり旗の制作・印刷会社を利用する前の基礎知識
以下に箇条書きにしてみますが、激安店は利用者からのデザインデータを印刷することを主業務としたショップです。印刷する会社からデザイン会社に外注する仕組みのショップもありますが、多くはデザイナー不在です。
そのため、パソコンに不慣れで、激安店指定の作成ソフトを使ったことのない人が、一夜漬け同然でデータを作っても、失敗することがほとんどです。激安店は、データ作成経験中級以上の人におすすめです。
●激安店の大半は「完全データ入稿」での申込みを前提としています。完全データ入稿とは、利用者が自らデザインデータを作成することです。
●利用者がデザインしたデータは、デザインの善し悪しやデザイン上の疑問点などを、激安店がチェックしてくれるものではありません。
●利用者によって入稿(データ送信・来店による手渡し)されたデザインデータは、そのまま印刷に回されます。
●利用者が申込んだ枚数の印刷が出来上がった後は、のぼり製品としての検品を終えた後、梱包して所定の住所に郵送されます。
●デザインを依頼することもできますが別途料金となります。また激安価格は100枚以上など、まとまった枚数の単価です。
●大きな会場で大量にのぼり旗を使うなど、高いコストパフォーマンスが前提となるオリジナルのぼり旗の依頼に適しています。