激安価格のオリジナルのぼり旗は魅力いっぱい!

“激安・短納期”を優先すれば失敗する率も高くなる

オリジナルのぼり旗の口コミや体験談には、「価格の安さと納期で決めた」という主旨のコメントが多く寄せられています。たしかに「激安」と「納期の早さ」は選ぶ際の優先順位として1位2位を占める事項です。しかしその一方でこの2つのキーワードにこだわるあまり、失敗をし、後悔をしている利用者も多くいます。

そこでこのページでは、価格や安さよりも、まず優先しなければならないことがあるということをお伝えしたいと思います。それは何かというと、のぼり旗の作品としての出来です。もう少し突っ込んで言ってしまえば、「オリジナルのぼり旗の製作は初心者なのに、経験者のような出来映えを期待して発注しても無理」ということです。

のぼり旗製作や依頼に失敗してしまう原因とその対策

では初心者にはなぜ無理なのでしょうか。何が悪くて失敗するのでしょうか?逆に言えば、それさえハッキリさせておけば、初心者でも何回か経験して苦い思いをした人でも、次回からは失敗しなくてすむということです。そこで良くある失敗とその原因についていくつか取り上げてみましょう。今後の参考になると思います。

◆トラブル事例1 業界最安値というから依頼したのに、実際には他社の見積もりより高くなった

(原因)最安値には前提があります。完全入稿データであったり、一定以上の発注枚数だったりです。依頼する前に条件の確認を。

◆トラブル事例2 即日配送可能とあったから依頼したのに、結局は納品まで1週間以上かかった。

(原因)即日配送は既製品のぼりを使用した場合です。それでもアレンジ箇所が多かったり、無理な注文が多かったりした場合は、即日配送扱いにはなりません。

◆トラブル事例3 オリジナルのぼり旗を作りたくて参考データを送っただけなのに、ほとんどそのまま印刷されてしまった。

(原因)コミュニケーション不足や取り違えによる事例です。プロにブラッシュアップして欲しいときは、事前にしっかり伝えて打ち合わせしましょう。

◆トラブル事例4 初めてのぼり屋さんを利用するので店の人にはそう伝えたのに、デザイン的なアドバイスはしてもらえなかった。

(原因)利用者として何をして欲しいのかが上記の言い方では十分に伝わっていません。「初めてだからアドバイスをくれ」、「カッコ良く仕上げて欲しい」と、もっと具体的に伝えましょう。

オリジナルのぼり旗はデザイナーのサポートが不可欠

もちろん、のぼり旗の製作会社や印刷会社のほうにも落ち度があるかもしれません。しかし同じ失敗をしないための具体策は、こちら側(利用者)の接し方を振り返ることでみえてくるものです。激安店は、多くの場合完全入稿データが前提で、選任のデザイナーは付かず、直接印刷に入ります。

即日配送や激安が可能になるのは、そうした省力型のプロセスだからです。とくにオリジナルのぼり旗を希望する場合は、専任のデザイナーが付いて最初から最後まできっちりサポートしてくれる店選びが大事。初心者の場合はとくにフルサポートが重要です。無理をしてデータを作る必要もなくなります。