“激安故のトラブル”が頻発。思い留まるなら今!
どうせのぼり旗を作るならオリジナルののぼり旗を作りたいと、ほとんどの人はそう考えるのではないでしょうか。のぼりは四季の移ろいにあわせて商業施設や町中の店舗の売り出しものをアピールするものであり、他店との差別化をハッキリさせることで、お客様をより多く呼び込むためのものです。
そのため、できるなら世界に1つしかないオリジナルのぼり旗をと考えるのは無理もないことです。しかし激安ののぼり旗には、激安ならではの理由が隠されていて、それを知らずに発注してしまうと後悔することにもなります。そのような事例がけっこう多くあります。安易な激安のぼりの発注は思い留まるべきです。
激安ののぼり旗にありがちな「トラブルの予兆」とは
① オリジナルのぼり旗のサイトに記載されている製作料金は激安だったのに、いざ発注してみたら、デザイン料や送料などがオプション扱いになっていて、結局のところ、けっこう高価なのぼり旗になってしまう。
② 電話連絡して口頭で製作主旨を伝えたいのに、対応がとても不親切。「ファックスや問い合わせのフォームで行なってくれ」と言われ、一方的に電話を切られてしまった。そのまま唖然とするしかなかった。
③ 専任の担当者が付かなかった。連絡をする度に違う人が出てきて、名前や発注番号、発注日などを言わされ、毎回同じ説明をしなければならなかった。そのうえ、長い時間待たされてうんざりすることが多かった。
④ 一生懸命デザインデータを作って送ったのに、デザイン的なフォローはしてもらえなかった。仕上がりがヒドかったので抗議すると、「ウチは激安だからそういうやり方が普通だ」と怒ったように言われた。
出来映えに愕然。オリジナルのぼり旗が台無しに!
さらに激安故のトラブルには以下のようなものもあります。せっかくのオリジナルのぼり旗も仕上がってしまってからでは手遅れなので、可能であれば “おかしい・怪しい”と気づいた時点で発注を取りやめましょう。
仕上がって気づく「激安のぼり旗ならではの低品質」
⑤ 仕上がったのぼりをみたら、素人がみてもおかしいと思えるほど縫製が雑だった。せっかくのデザインが台無しになるような縫い込みで愕然とした。無理をして10枚の発注をしたが、すべてが無駄になった。
⑥ 店頭に飾って飾って1週間も経たないうちにインクが滲んできた。同じ商店街の仲間に相談したら、「粗悪な生地とインクを使っているからだ」と言われた。天気の良い日は、のぼり旗から異臭がすることもある。
⑦ 発色のいい生地を選んで看板メニューを断ち切りで画像にしたのに、仕上がったオリジナルのぼり旗は、全体が暗くディテールがまったく表現されていなかった。激安だから生地もインクも外国製で質が悪いせいらしい。
⑧ 送信してもらった仕上がり見本が最悪だった。何回修正してもらっても意図どおりに修正されていなかった。専任のデザイナーだというから安心していたが、デザインのスキルがあまりにも低すぎる。
⑨ 対応が雑で面倒くさそう。思いどおりの仕上がりが期待できそうになかったのでキャンセルすると申し出たら、「キャンセル料は発注価格より高くなる」と脅された。まるで喧嘩腰のやり取りになった。
⑩ 納品日になっても届かなかった。問い合わせたら、「そちらからの修正依頼回数が多くて、標準を上回っていたから仕方ない。現場が混乱した。こちらの責任ではない」と一方的にまくし立てられた。